「未経験からプログラミングを勉強するには・・・」
このような「サイト」や「ブログ」をよく見かけますが、2020年新型コロナウイルスの流行によって状況は一変しました。
以前に比べると、「e-ラーニング」や「100%就業保証のスクール」などの新しい学習環境が増えてきましたが、
現在の状況下で従来の方法を用いて「就職・転職」できる確率は低いでしょう。
23年にわたり「未経験者」を採用して社内研修を行い、「プログラマー」として育ててきた「VIH(ベオスアイティーホールディングス)グループ」が、
その経験からどのようにプログラミングを勉強すれば成功するのかをお話しいたします。
それでは実際に、どのような勉強方法があるのか見ていきましょう。
この記事の目次
「e-ラーニング(e-Learning)」で勉強する
そもそも「e-ラーニング」とは何なのかというお話なのですが、
これは最近になって登場したインターネットを用いた学習形態のことです。
プログラミングスクールなどに比べ非常に安価で学ぶことができます。
ソフトウェアのインストールが不要で、すぐに学習を始められるものも多いです。
サービスごとに特徴、独自の機能がありますので、ここではいくつかそれらをご紹介していきたいと思います。
「Pro-Gate」
Pro-Gate(https://prog-8.com/)
手軽さが売りの教材です。
手軽にプログラミングを学習できるという事から、プログラミングの複雑な知識などは学ぶことができませんので、プログラマーとして働きたい
と考えている人は、他のサービスと併用する形が良いかもしれません。
学習できる言語が多く、対応言語はHTML、CSS、JavaScript、JQuery、PHP、Ruby、Rails、Java、Python、Sass、Go、Reactなど様々です。
- 無料でエディター機能が利用できる
- プログラムの作成手順がエディターの左側に表示されているため学習しやすい
- 問題で指定されている変数名のコピーがワンクリックで可能
- スライド学習という学習方法がわかりやすく、自分のペースで学習、復習を行える。
- プログラミング中に候補の表示がされない
- 教材ページとコーディングページが別々になっており、学習時にわざわざ複数のページを開く必要がある。
「ドットインストール」
ドットインストール(https://dotinstall.com/)
1講座3分の動画を見ながらプログラミングの学習をすることができます。
プログラミング言語だけでなく、プログラミングの学習に必要な環境についても学習することができます。
忙しくまとまった時間が取れない方にお勧めしたいサービスになります。
- 教材動画の横にエディターが表示されているため、動画を見ながらプログラミング学習を行うことができる。
- 動画教材で隙間時間に学習を行うことができる。
- レッスン、総動画数が非常に多い
- エディター機能が有料でしか利用できない
- スピードが速くて学習についていけないときがある
- 環境構築が必要
「Paizaラーニング」
Paizaラーニング(https://paiza.jp/works)
Paizaラーニングの特徴は、3分の動画を見て理解し、すぐに練習問題でアウトプットできる点にあります。
また、不明点はエンジニアに直接質問することが可能です。
応用問題で力試しをするというシンプルな学習方法が魅力なサービスですので、ある程度学習した後に利用することをお勧めします。
- 使用する言語をエディター上部からワンクリックで変更できる。
- プログラムを打ち込んでいる際にいくつか候補が表示される
- 背景・文字の色を3色から選択することができる。
- クリックで文字のサイズを変更できる
- 問題がページ上部、エディターがページ下部にあるため、プログラミング中に何度もスクロールしなければならない。
- 問題が同じような形式のものに偏っている
- 問題、エディタページ、教材ページがリンク等でつながっていないため、学習中、わからないときに調べ物が難しくなる。
「みにプロ e-Learning」
みにプロ e-Learning(https://mini-pro.vih.co.jp/)
無機質なコードを打つだけの従来のプログラミング学習を解消し、楽しく学ぶことができる教材になります。
解説動画、ラップ動画、掲示板機能、プログラムを日本語で確認する機能など多機能なサービスで、実践的なスキルを身に付ける事ができる教材もあります。
すぐに勉強が飽きてしまう方や、楽しんで勉強がしたい方にお勧めです!
- 無料でエディターを利用することができる
- 実践的なプログラム(ECサイト、予約サイト等)を取り扱った教材がある
- 解説動画により隙間時間での学習が可能。
- ラップ動画で歌って用語を覚えたり、ゲームやクイズ形式の問題で学習したり他の教材にない、楽しみながらのプログラミング学習が可能
- 学生は無料で利用することができる
- 掲示板機能でわからない部分を質問できる
- 一般の人は有料
本やサイトで独学を行う
本やサイト、Youtubeなどの動画を用いての学習は非常に低コストですし、今すぐ始めることのできる方法と言えるでしょう。
プログラミング初心者に進められる鉄板の方法であるといえます。
しかし、独学には一つ大きな落とし穴があります。
それは環境構築という壁が存在するという事です。
環境構築が大きな壁になる!?
環境構築とはそもそも何なのかという事なのですが、通常プログラミングを始める際は、ソフトウェアをインストールして初期設定を済ませてあげる必要があります。
具体的な名前をあげますと、「eclipse」をダウンロードして、「JDK」のインストールを行い、「HelloWorld」と文字列の出力を行ってプログラミング学習を開始します。
この段階で設定がよくわからず挫折してしまう人がいます。
勿論これらの方法も自分で調べれば解説サイトや動画は出てくるのですが、細かくソフトウェアのバージョンがアップデートされるためお手本のサイトと見た目、設定の順番が少し変わっている事やそもそも少し知識のある方向けに書かれている記事が多いため理解が難しいことがあります。
これはパソコンの操作に慣れていなければ慣れていないほど挫折しやすいポイントになります。
プログラミングの学習がしたいのに、プログラミング以外のことに時間がとられてしまうことになります。
環境設定不要の学習方法がおすすめ
「プログラミングの学習を始めたいのに、関係のないところで挫折してしまうことは非常にもったいないです。
なので、環境設定の必要がない教材でプログラミングを学習することをおススメします。
具体的には、先ほど「e-ラーニング」の紹介で出てきた、エディターを有している教材を使うことなどがあげられます。
例えば、先ほどご紹介した「みにプロ e-Learning」には「アクティブエディター」という開発環境が用意されていますので、環境構築をする必要なく、すぐにプログラミングを始めることができます。
また「アクティブエディター」は、「eclipse」のようなソフトと同様にコンパイルという作業を行うことができますので、作成したプログラムが間違っていた時はきちんとエラーが表示されます。
正しくプログラムが作られていればプログラムが実行され、出力が行われます。
「みにプロ e-Learning」の「アクティブエディター」
スクールで勉強する
勉強といえばやはり学校です。
それ相応のお金と時間がかかってしまいますが、就職先が確保されていることも今や珍しくはなく、選択肢の一つとして当然上がってきます。
ここでお話しておきたいことなのですが、「スクール」と言ってもいくつか種類があります。
純粋に「受講料」で経営を行うパターンや「受講料」のほかに「エージェント」として企業に職業紹介するパターンのようなものがあります。
職業紹介した際のスクール側の紹介料は、年収の30%が一般的と言われています。
つまり、年収360万円の年俸で就職すると「エージェント」であるスクールは108万円の紹介料を得ることができます。
「受講料」と「紹介料」の両方の売り上げを得ることができるという事です。
コロナでスクールの現状は変化している
しかし、このようなスクールの現状はコロナの影響により一変しました。
「100%就業保証のスクール」や「エージェント」は、これまでは確かに売り手市場であったため、100%就職が可能でしたが、コロナによって仕事が激減したため、100%保証できるとは言えなくなっています。
スクールの収入も減っているわけですから、その減った部分の費用を補填しながら、運営を今まで通りに行うことができる企業はかなり少ないといえるでしょう。
安くはない額のお金を支払って学習することになるわけですから、現在の状況や実態をよく調べてから取りたい選択肢になります。
「e-ラーニング」なら少額で学べる
スクールに通った場合、まとまったお金が必要になってくることがネックになるわけですが、例えば「e-ラーニング」の場合、有料会員になったとしても、月にかかるお金は1000円程度であることが多いです。
無料会員であっても多くのコンテンツを利用することができるサービスもありますし、まずは無料で学習をはじめ、本格的に学びたくなったら有料会員になるという手法もあります。
また、「e-Learning」はサービスによっては就職へとつながっているものもありますので、サービスを選べばIT企業へと就職することもできます。
例えば、「みにプロ e-Learning」では試験を受けることで、当社VIHへと就職をすることもできます。
IT企業に就職する
IT業界は比較的未経験でも新卒や転職を行う人材を採用することが多いです。
IT業界に就職してしまえば、社内研修や現場でプログラミングの学習を行い、給料をいただきながらプログラミングの学習をすることができます。
しかし、現状はどうでしょうか?
以前は「リクナビネクスト」などのWebサイトでも「未経験歓迎!」のような未経験の人材へのIT企業からの募集記事が数多くありましたが、
現在では「未経験の募集」はほとんど見かけません。
これは社内研修を行っても仕方がないからです。
社内研修を行って人材を育てても、仕事が少ないのです。
特に「アウトソーシング業界」では、「若年技術者」は軒並み打ち切りになっており悲惨な状況です。
では、このような状況下で「IT企業に就職」するためにはどのような学習をすればよいのでしょうか‽
実務に即したスキルを身につける
現場でいま求められているもの。
それは「実務経験」あるいは「実務に即したコーディング経験」です。
よくIT業界に就職を考えている方が「どのような資格を取得すればよいですか?」という質問をされますが、一番重要視されている事は実践で使えるスキルです。
勿論資格は大切ですが、実務経験に勝るものはありません。
皆さんが未経験から学習を始めた場合、「実務経験」はないわけですから、求められる人材になりたいのであれば「実践に即したスキル」を身につける必要があります。
「ECサイト」や「予約サイト」の作成、「データベースを用いたアプリの開発」を実際に行うことで、実践に即したスキルを身につける事ができる訳です。
実務に即したスキルを身につけるなら
「みにプロ e-Learning」には「アクティブトレーニング」という実践的な機能のプログラミングを行う教材があります。
先ほどお話した「ECサイト」、「予約サイト」などの問題が実装されていますので、実践的なスキルを身につけたい方にはもってこいです。
「みにプロ e-Learning」の「アクティブトレーニング」
まとめ
プログラミング未経験の方に向けて様々な学習方法を説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
それぞれの学習方法には「コストの低さ」、「就職先の確保」、「学びやすさ」というような様々なメリットがあります。
自分がプログラミングを少し学んでみたいのか、趣味で何かを作ってみたいのか、就職して仕事としたいのかどうかという目的を明確にして、目的に沿った学習方法を選択してみてください。
今回の記事が皆様のお役に立てたようであれば何よりです。
未経験からプログラマーを目指すなら
VIH movie
ベオスアイティーホールディングスはIT教育に注力し、子供から学生、経験の有無を問わず育成してきました。
当社では、23年もの実績ある未経験者向けプログラミング研修制度を利用しているので、
これまでプログラミングに触れたことのない方でも、3か月間の研修を受けることでプロレベルのスキルを身に着けることができます。
ベオスアイティーホールディングスについて少しでもご興味を持たれた方は、当社についての紹介動画を多数ご視聴頂けるVIH movieをぜひご覧ください。