プログラミングの学習を始めようと思ったときに、
プログラミングスクールに通ってみようと思う事はとても自然な発想です。
しかし、スクールと一括りに言ってもその数は膨大で、
それぞれの長所、短所というものはよくわからないものです。
そこで今回は、侍エンジニア塾というプログラミングスクールに着目して、
侍エンジニアの特徴や評判をまとめて行きたいと思います。
この記事の目次
侍エンジニア塾とは?
侍エンジニア塾(https://www.sejuku.net/)
侍エンジニア塾は日本で初めてマンツーマン形式での指導を始めたプログラミングスクールです。
オンライン向けのプログラミングスクールとなっており、
基本的にはオンラインで学習を進めていくことになります。
対面授業も可能なようですが、別途料金がかかってしまいますし、対面で学びたいのであれば、そちらに特化したスクールで学習することがおススメです。
質問サポートの時間は8時から22時までの14時間で割と長めと言えます。
転職してエンジニアになりたい方向けのコースがあり、転職サポート、求人の紹介をしてくれるため、転職を考えている方は一考しても良いかもしれません。
侍エンジニアの6つ特徴
オンライン教材
侍エンジニア塾の教材はオンライン教材であるため、好きな時に教材の閲覧をすることができます。
全コース共通でいつでも好きなプログラミング言語の教材が閲覧できるため、
複数の言語について知りたい場合にすぐにテキストが閲覧できるのは良い事でしょう。
マンツーマンでの指導
侍エンジニア塾の授業は、講師の先生とのマンツーマンになる為、わからないことがすぐに聞けます。
レッスンは週に1回60分。
受付時間は8:00から22:00です。
チャットでの質問はエキスパートとAIコースのみになってしまいますが可能で、
講師が対応できないときはQAサイトで質問し、他の講師に応えてもらう事もできます。
実務経験を積んだ講師陣
侍エンジニア塾の講師は実務経験3年以上の実績を持つ現役エンジニアです。
プログラミングスクールの中にはスクールを卒業した生徒を雇っているものや、
経験の浅い知識だけの先生を雇っているものもあります。
講師の先生が信頼できるという点は大きいでしょう。
オーダーメイドカリキュラム
人によって現状のスキルに差がある為、同じカリキュラムでは理解度に差が生じてしまいます。
このことから侍エンジニア塾では生徒一人一人に合わせたオーダーメイドカリキュラムが組まれています。
自分の目的やスキルに合わせてプログラミングを学習できます。
転職コースのサポート充実
侍エンジニア塾の転職コースでは、履歴書の作成、面接対応、自己PRの対策など、プログラミングを学習した後のサポートが手厚くなっています。
プログラミングスクールの中には学習が充実しているものは多くありますが、
転職部分にはあまり注力していないスクールもあり、転職までを考えるとサポートが手厚い点は良いかもしれません。
オリジナルサービスの開発を行う
侍エンジニア塾のカリキュラムには、オリジナルのWebサービスの開発が含まれています。
自分の作成したものを、成果物としてポートフォリオに書くことができるため、
未経験からでも仕事につなげやすくなります。
侍エンジニア塾の悪い点
担当講師が合わない可能性
侍エンジニア塾では、基本的には担当の講師がついて学習を行っていく形になる為、
担当の人とうまく合わないと学習が円滑に進まない可能性があります。
プログラミングスクールの中には、授業毎にこちらから先生を選択できるものもある為、
気になる方はよく考慮しましょう。
転職コースには年齢制限がある
侍エンジニア塾の転職コースは22~28歳まで受講可能です。
他のスクールだと、30代でも転職コースが受講できるものがある為、
転職を考えている人は年齢制限もよく確認しておきましょう。
自習中心になってしまう
侍エンジニア塾の学習は、テキストを独学のような形で進め、一週間に一回講師の先生とマンツーマンでレッスンをする形になる為、どうしても自習中心になってしまいます。
先生の手厚いサポートが受けたい、ビデオ通話でも良いので先生にレクチャーしてもらう回数を増やしたいという方は、そういったスクールを検討してみても良いかもしれません。
受講料が高い
詳しくは後程の段落でまとめていますが、侍エンジニア塾では、受講料が非常に高く設定してあります。
受講料が50万円を超えるスクールは少なく、侍エンジニア塾は、他のスクールと比較しても受講料が高いです。
受講料だけを考慮するのであれば、
「テックアカデミー」や「CodeCamp」のほうが良いかもしれません。
転職サポート受けたいから、時間の都合が良いからなど、
侍エンジニア塾でなければならない理由を整理してみましょう。
過去に炎上事件があった
信用という意味になって少しずれてはいるのですが、
過去に景品表示法の関係で、侍エンジニア塾はインターネット上で話題になってしまいました。
あるキャンペーンの申込日が侍エンジニア塾のサイト上で、
常に一週間後の日付で表示されていたため、
景品表示法に反しているという非難があり、炎上につながりました。
侍エンジニア塾からは謝罪文が発表されましたが、
これがきっかけで「侍エンジニア塾は信用できない」と言う人も中にはいます。
侍エンジニア塾の学習コース
侍エンジニア塾には5つのコースがあります。
プログラミングを少し触ってみたい方は「 教養コース」。
もう少し発展した内容まで学習したい方は「エキスパートコース」。
AIを用いた技術が学びたい方は「AIコース」。
転職までを考えてプログラミングを学びたい方は「転職保証コース」。
フリーランスを目指している方は「フリーランスコース」となります。
教養コース
安価にプログラミングを学んでみたい方向けのコースです。
侍エンジニア塾オリジナルの教材でアプリの開発までを習得できます。
あくまで教養としてプログラミングの基礎知識を身に付けたい方向けなので、もっと深く学習したい方は後述のエキスパートコースのほうを受講しましょう。
エキスパートコース
プログラミングの基礎から、アプリの開発までを学ぶコースです。
デビューコースよりも深く、より実践向けの開発を学ぶ事ができます。
また、講師にいつでもチャット相談ができるため、プログラミングの質問から、就職につなげる案件獲得のお話まで、幅広く相談できます。
AIコース
最先端の人工知能について短期間で習得することができます。
Pythonについてはもちろん、実際のデータをもとに機械学習処理、画像解析、ブロックチェーンの習得など、幅広いニーズに対応しているコースになります。
転職保証コース
未経験から最短でエンジニア転職を実現する転職特化型のコースです。
一部条件はあるものの、転職に成功すると受講料が無料になります。
条件については、侍エンジニア塾の人材紹介サービスを利用して転職をした方が対象となります。
転職までを考えてプログラミングを学習したい方に。
フリーランスコース
実践的スキルを身に付けてフリーランスとしての独立を目指すコースです。
案件獲得で重要な制作実績(ポートフォリオ)を作り、具体的な案件獲得の方法まで細かく指導してもらうことができます。
侍エンジニア塾の受講料
侍エンジニア塾の受講料は、コースと受講する期間によって変化します。
また、受講時には入学金が99,000円発生します。
受講料の支払いは分割払いもできますので、
すぐにお金が用意できない方でも受講することができます。
詳しくは、下の表にまとめてあります。
期間 | 料金 | |
---|---|---|
教養コース | 4週間 | ¥66,000 |
12週間 | ¥188,100 | |
24週間 | ¥282,150 | |
エキスパートコース | 12週間 | ¥470,250 |
24週間 | ¥741,950 | |
36週間 | ¥940,500 | |
48週間 | ¥1,128,600 | |
AIコース | 12週間 | ¥553,850 |
24週間 | ¥940,500 | |
36週間 | ¥1,254,000 | |
48週間 | ¥1,515,250 | |
転職保証コース | 16週間 | ¥594,000 |
24週間 | ¥880,000 | |
フリーランスコース | 12週間 | ¥569,250 |
24週間 | ¥840,950 | |
36週間 | ¥1,039,500 | |
48週間 | ¥1,227,600 |
侍エンジニア塾に向いている人
ここまで侍エンジニア塾の特徴についてお話してきましたが、
それらを踏まえたうえでまとめると、
以下のような人が侍エンジニア塾での学習に向いていると言えます。
- ・個人カリキュラムを組んでほしい
- ・就職までを考えている
- ・講師の先生に様々な相談がしたい
侍エンジニア塾が一番他のスクールと違う点は、オーダーメイドカリキュラムです。
基本的なプログラミングスクールは事前にカリキュラムが決まっており、そこからユーザーがカリキュラムを選択する形なのですが、侍エンジニア塾はユーザーに合わせてオリジナルのカリキュラムを組むため、自分に合った形で学習を進めることができます。
また、侍エンジニア塾では、就職までを支援してくれるコースもある為、
学習後に就職までを考えている方にとっては良いかもしれません。
どうしても受講料の高さは気になってしまうため、その点は他のスクールと比較して決めましょう。
他の方法でプログラミングを学ぶなら?
そういった方には他の勉強方法、独学や他のスクールという選択肢があると思うのですが、おすすめは「みにプロe-Learning」です。
「みにプロe-Learning」は学生無料の教材であるため、学生の方はお金をかけずに学習をすることができますし、進捗状況に合わせて、教材を作成している企業から内定をもらう事もできます。
教材の中身自体も挫折しないように、飽きないように楽しく学べることに重点を置いている教材になりますので、ラップでプログラミングを覚える動画や、クイズを交えた問題などで、モチベーションの維持はしやすいです。
他のスクール、独学、e-ラーニングなども検討に入れて、自分に合った学習方法を見つけましょう。
みにプロe-Learning(https://mini-pro.vih.co.jp/)
未経験からプログラマーを目指すなら
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ベオスアイティーホールディングスはIT教育に注力し、子供から学生、経験の有無を問わず育成してきました。
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